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【解説】介護施設への入居に必要なこと
最上段のAのあとの数字があなたの得点(満点は100点)です。
内容と獲得した得点のご感想はいかがでしたでしょうか?
得点が低くかったとしても、がっかりしないでください。むしろ今気づいてよかったと思いませんか?*チェックリスト「介護施設への入居に必要なこと」は別途メールでお送りしましたので、ご確認ください。🔥 介護施設への入居は突然?🔥突然の病気やケガで入院し、それが原因で自宅に戻って生活できない状況に陥り、介護施設にて介助を受けながら生活せざるをえなくなる人は少なくありません。
そして、急性期の治療にあたる病院からは治療が終了すると、退院調整と言って速やかな退院を求められます。そのような状況の下においてゆっくりと介護施設を捜している余裕はありません。いつかはお世話になる介護についてこの機に考えて備えておきませんか?チェック項目の意図と解説をご覧ください。チェック項目の意図・解説・配点【1.介護施設探し】サポーターがいる場合:5点、いない場合:0点あなたは突然脳梗塞で倒れたとします。入院して治療しましたが、右半身が不自由となり、自宅に戻って以前のように生活することが困難となり、介護施設で介助を受けて生活せざるを得なくなってしまいました。病院からは治療が終わったので、早期の退院を求められているため、急いで介護施設を捜す必要があります。あなたは右半身不随になってしまったので、あなたと一緒にあなたの希望に沿う介護施設を捜して契約、引越など様々な手続を手伝ってくれるサポーターが必要です。そのサポーターを誰に頼みたいですか?<チェックポイント>🔹 介護は必ずしも高齢になってから始まるとは限らない!
病気や事故で入院した後の退院調整、若年性認知症等によって介護が必要になる場合があります。🔹 自分で介護施設を選ぶことができない精神的・身体的状況にある!
介護が必要となってから自分で介護施設を捜したり、調べたり、契約することは困難です。従って、その時に助けてくれるサポーターを予め用意しておくことが必要です。
🔹 サポーターはしっかりとした子がベストだが……?
子がいない、あるいはしっかりとした子がいない場合には、予め考えられる候補者から選んで頼んでおく必要があります。頼まれる側も突然の依頼では受けてくれるとは限りません。
*サポーターの条件*
①自分より年齢が若くて健康であること→両親、配偶者、兄弟姉妹は期待できない②信頼関係があること、あるいはこれから信頼関係を創ることができること
【2.身元引受人】YES!:10点、NO!:0点介護施設の入居契約書には、あなたが亡くなった際の遺体の引き取りと緊急時の連絡・相談先という重い責任を負う身元引受人の署名と捺印が必要となります。あなたのサポーターは身元引受人となってくれますか?
<チェックポイント>
🔹 遺体を引き取るということ
遺体の引き取りはその後の葬儀、火葬、埋葬まで引き受けることになります。葬儀、火葬の費用と遺骨の埋葬先の手配までする重い責任を依頼することになります。🔹 介護施設の移転もありうる
死後の遺体の引受だけでなく、何らかの事情によって、一度入居した介護施設から他の介護施設に移る場合の身柄の引受も考えられます。
🔹 費用負担についての不安
身元引受人には手間に加えて費用の負担の心配があります。依頼にあたっては身元引受人には費用の負担を掛けないことを説明し、それなりの報酬を用意する必要があります。【3.連帯保証人】YES!:10点、NO!:0点介護施設の入居契約書にはあなたが利用料等の金銭が支払えない場合にあなたに代わって支払う責任を負う連帯保証人の署名と捺印が必要となります。あなたのサポーターは連帯保証人となってくれますか?ただし、同一生計の人は対象外です。<チェックポイント>🔹 連帯保証人の責任
連帯保証人は本人が介護施設に負う債務に対して、本人に代わって債務を履行する(金銭を支払わなければならない)契約を介護施設とすることになります。連帯保証人を受けてもらうためには、連帯保証の履行をしなくても済む確からしさを示す必要があります。そのためには、本人の預貯金、年金等の収入、所有する不動産などの財産を提示する必要があります。
🔹 同一生計の人は連帯保証人の対象外
同一生計が連帯保証人の対象外であるとされるのは、支払い資力がないため保証能力がないとみなされるからです。しかし、具体的に収入、財産がある場合にはそれらを明らかにすることによって認められることもあります。【4.連帯保証の極度額】YES!:10点、NO!:0点連帯保証をサポーターにお願いする際に「極度額」を説明する必要がありますが、あなたは連帯保証における「極度額」について理解していますか?<チェックポイント>🔹 極度額
個人の連帯保証には「極度額」と称する支払い限度があります。個人が連帯保証人となる場合、極度額が設定されていない保証契約は無効です。「絶対に保証人にはなるな!」と言われるのは連帯保証の候補者は限度のない根保証を恐れるためです。極度額がわかれば、連帯保証人のリスクは限定されます。当該介護施設の入居契約書上の極度額を提示した上で依頼をしましょう。介護施設の場合には一般的に利用料月額の6ヵ月分相当を極度額としている場合が多いようですが、個別に確認する必要があります。【5.事前の承諾】YES!:20点、NO!:0点身元引受人ならびに連帯保証人を依頼したいと考えているサポーターに、あらかじめその役割の引き受けについて承諾を得ていますか?<チェックポイント>🔹 思い込み
自分だけの楽観的な見通しは何の保証にもなりません。予め条件を提示した上で承諾を取り付けておけば安心です。
その段取りについては下のblog記事をご覧ください。
(参考)blog 【身元保証】こころよく老人ホームへの入居に必要な身元保証人になってもらう方法ー保証と信託【6.サポートをして欲しいこと】配点なし介護施設における生活において、介護施設が提供しないサービスについては別途サポーターにお願いする必要があります。あなたのサポーターに頼みたいこと全てにチェックしてください?(複数回答可)<チェックポイント>🔹 介護施設に期待できること、できないこと
入居者に必要なこと全てを介護施設がサービスしてくれるわけではありません。介護施設が提供てきるサービスは以下の通りです。上記以外は本人もしくはサポーターが行わなければなりません。介護施設にいる本人ができることは限られていますので、サポーターへの期待と依存は大きくなります。介護施設におけるQOLはサポーターの力によって大きく左右されます。
サポーターにやってもらいたいことの主要なこと【7.サポートに必要な公正証書】各▲(マイナス)5点check6にあったサポーターにサポートしてほしいことをやってもらうためには法的な権限の授与が必要です。下記の契約・宣言が必要となりますが、あなたはそれを理解しているでしょうか?必要性と内容がわからない契約書・宣言書はどれですか?今のうちに理解しておきましょう。(複数回答可)<チェックポイント>🔹 法的な権限の授与
本人の身体能力および意思能力が低下し、もしくはなくなった後、サポーターが勝手に本人の代わりに契約を行ったり、預貯金を引き出して支払いをすることはできません。金融機関、取引先、役所等に対して本人からサポーターが権限を授与されているという法的な証明が必要です。何をサポーターに任せるのか、任せないのか、公正証書で作成しておくと間違いがありません。公正証書は公証人が作成するもっとも証明力が高い契約書です。(参考)公正証書5点セットに関しては下のウェビナーが参考になります。
Happy Ending School 「リスクポリシーとしての公正証書5点セット」【8.財産目録】YES!:10点、NO!:0点あなたが意思能力を失ってしまった際にはサポーターに財産管理をしてもらう必要があります。財産管理をしてもらうために、預貯金、有価証券、不動産、インターネットで使用しているアカウントのIDとログインパスワードをなどあらゆる財産を「財産目録」として一元的に管理していますか?<チェックポイント>🔹 管理目録
サポーターに本人の財産の内容がわからなければ、身元保証人を引き受ける気にはならないでしょうし、財産管理をしてあげたくても、何を管理すればよいのかわからなければ管理のしようがありません。そこで、サポーターにわかるように本人の財産を漏れなく記載する財産目録が不可欠です。(財産目録サンプル)
🔹 デジタル資産
インターネットバンキング、証券取引等をしている人は、パソコンのログインパスワード、インターネットアカウントのID、パスワードも使用している人は、デジタル資産として管理表を作成しておく必要があります。【9.キャッシュフロー】YES!:10点、NO!:0点介護施設には死ぬまで継続的に利用料等を支払う必要があります。あなたは、今介護施設に入居せざるを得なくなったとしたら、死ぬまで利用料を支払う自信がありますか?
<チェックポイント>🔹 時系列の財産管理表としてのキャッシュフロー表
財産目録が一時点の財産の状態であるとすると、キャッシュフロー表は時系列の財産の推移を試算したものです。財産の推移を見て介護施設の利用料を支払い続けることができるか否かを判断することができ、今後の収入と支出のありかたを見直すことができます。
(キャッシュフロー表サンプル)
(参考)blog これで安心! 老人ホームとお金の問題ー簡単なキャッシュフロー表作成法【10.将来予測】YES!:10点、NO!:0点あなたは将来介護施設に入居することがあると思いますか?
<チェックポイント>🔹 堅実なライフデザイン
将来介護施設に入居する可能性は誰にも否定することができません。ピンピンコロリが理想かもしれませんが、介護を受けることがありえると考えたライフデザインが堅実です。【11.決断】YES!:10点、NO!:0点介護施設への入居に必要な備えについて予め詳しく知って、今のうちに備えておきたいと思いますか?それとも、介護施設への入居が必要であることがわかってから考えますか?<チェックポイント>
🔹 自身の価値観に基づいた判断を!
あなたとあなたの家族の人生です。自分にとって介護が必要となるのかならないのか、さらにいつ介護が必要になるかわからないことを前提に、介護に備えることの要否の判断をしてください。要約すると 必要な時にスムーズに老人ホームに入居するために必要なことは以下の3点です。1.サポーター介護が必要になった時に助けてくれるサポーターを予め用意しておく2.お金サポートに必要な費用とサポーターへの報酬の準備をする3.契約/責任サポートしてくれる人に権限を授与し、責任をもってもらうための公正証書を作成する備えは元気な時にしかすることができません。介護が必要になってからでは大変です。このチェックリストを機に一歩踏み出したらいかがでしょうか。スムーズに介護施設に入居することができる準備を終えたあなたはのんびり、のびのび、気分のよい老後を送ることができると思いませんか!相談する相手を考えるスムーズに介護施設に入居する備えについては、あらゆる専門家がチームでサポートする一般社団法人 日本Happy Ending 協会にご相談ください。(一般社団法人 日本Happy Ending 協会へのご相談)初回無料相談を希望する方は、下のボタンのフォームからご相談内容を入力してください。その後こちらからメールで相談日時等を返信させていただきます。お住まいの地域、タイミングによってはご相談に応じかねる場合があることをご了承ください。さあ、一歩踏み出しましょう。Be Happy Ending !!